*屋久島メモ*(1993)
・日本の北から南までの気候を合わせもつ島
・山岳島(宮之浦岳を中心に1000m級の山々)
・多雨地域(年間降水量4400mm)
・植物の垂直分布(特異な地形、黒潮の影響を受けた温暖湿潤な気候)
・1900種以上の植物が自生。
・固有亜種を含む動物(ヤクシカ、ヤクザル)
・屋久杉:樹齢1000年を超えるもの。縄文杉(1966年発見の最大のスギ)
スギの平均樹齢…数百年。
→栄養が少ない花こう岩の土壌で育つ→生長遅
→幹の目が詰まり樹脂の量が増える←防腐効果
20世紀初頭 保護活動
山頂 亜寒帯植物(ヤクシマシャクナゲ)
標高高 針葉樹林(スギ)、令温帯の落葉樹
低地 温帯の照葉樹林
海岸沿い 亜熱帯植物
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屋久島は、もののけ姫っぽい自然が美しいですよね(行ったことないけど)。
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*グランド・キャニオン国立公園(アメリカ)メモ*(1979)
・20億年の地球の歴史を物語る大峡谷
・アリゾナ州。長さ約450km
・コロラド川が600万年の年月をかけて堆積層を浸食(20世紀半ばのダム建設で水量が減ったが、現在も浸食中)。
・岩の風化
・20億年間の11層の地層(先カンブリア時代~古生代・中生代・新生代)
・海生動物の化石(サメやサンゴ)→かつて海底。
・谷底と崖の上の標高差:最大1700m。気温差が激しい。
崖の上 寒帯・亜寒帯(アメリカヨツバマツ)
谷底 乾燥帯(サボテン)
・約75種類の哺乳類(コヨーテなど)
・300種の鳥類(絶滅に瀕したハヤブサなど)
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20億年間で11層の地層って…意外と少ないなーと思ったのは私だけでしょうか。
細かく見たら、もっと層があるんでしょうね。
場所的に、結構内陸なのに、海だったなんて、なんだか不思議です。
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