とりきこりのmemoろぐ

ミニマリストを目指し、お部屋の住み心地の探求と、煩悩との葛藤の日々。

(せかけん16)ヌビアの遺跡群:アブ・シンベルからフィラエまで、メンフィスのピラミッド地帯

過去問を解いた時、アブ・シンベルとピラミッドが必ず出題されていました。

アブ・シンベルは、世界遺産を学ぶ上で避けられないやつ。

 

*ヌビアの遺跡群:アブ・シンベルからフィラエまでメモ(エジプト)*(1979)

古代エジプト新王国時代およびプトレマイオス朝時代の遺跡

アブ・シンベル神殿:紀元前1250頃建造。新王朝時代第19王朝ラメセス2世。

           神殿内外部…ラメセス2世の像や壁画

           最奥部…以下の像が配置。一年に2度、神殿入口からさす日の出

               の太陽が神殿内部と像を照らし出すように設計。

               太陽神ラー・ホルアクティ

               国家神アメン・ラー

               メンフィスの守護神プタハ

               ラメセス2世

・イシス神殿:ナイル川の小島フィラエ島

       プトレマイオス朝時代に建造

       ・トラヤヌス帝:キオスク(柱と屋根だけの小屋)

       ・ハドリアヌス帝:アーチ状の門

       ・碑文:テオドシウス1世がキリスト教ローマ帝国の国教とする政策を完了したことが記載。

1960 エジプト ナセル大統領…ソ連の資金援助を受け、アスワン・ハイ・ダムの建設(治水と電力供給のため)

    →ヌビアの遺跡群が水没することが判明。

    →ユネスコが各国に呼びかけ

    →1964 救済事業

         アブ・シンベル神殿…約64m高い場所に移築

         フィラエ島遺跡…アギルキア島に移築

                 アギルキア島→フィラエ島と呼ばれるように。

 

*メンフィスのピラミッド地帯メモ(エジプト)*(1979)

・カイロ近郊、メンフィス周辺。

・約30基のピラミッド。

古王国時代(前2650ごろ~前2120ごろ)建設。

・ギザの三大ピラミッド(クフ王カフラー王メンカウラー王

  クフ王…最大。平均2.5tの石が約230万個も。どうやって積み上げたかは謎。

  カフラー王:ピラミッドへ続く参道の入り口のスフィンクスも構成遺産。

・農閑期の人々の生活を保障する公共事業であったとの説も。

・ピラミッド建造によって、エジプトの土木建築や測地などの技術が高度に発達。