とりきこりのmemoろぐ

ミニマリストを目指し、お部屋の住み心地の探求と、煩悩との葛藤の日々。

(せかけん5)厳島神社、モン・サン・ミシェル

厳島神社メモ*(1996)

・範囲:厳島神社、前面の海、背後の弥山

・日本人の信仰の形や美意識を示す景観として評価

・本社本殿:両流造り(りょうながれ)

寝殿造り様式も

・両部鳥居:4本の控え柱で支える。根本は土に埋まっておらず自重で立っている。

・大鳥居の屋根…経文の書かれた重石が詰められている。

能舞台…床板を大きく張り出させて足拍子が響くように設計。

・床板は、水位が上昇すると外れる(水害を避けるため)

 台風の際はロープで固定。流失した古部材も回収する。

・修復作業では古色塗り(新材と古材を違和感なく)

 

593 創建(神道の聖地。海上鎮護の神)

平安時代末期 平清盛により社殿整備、法華経などの奉納(1164)

1168頃 現在の姿

~水害や火災あり~

戦国時代 毛利元就の援助を受け再興

 

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厳島神社、焼きカキが美味しかった!出来立てのもみじ饅頭も。

海に面した寝殿造りの社殿、造りが変わってるから、歩くのが楽しかった。なんかこう、探検してるみたいな気分になって。

海は、海藻とか浮かんでて(当たり前なんですが)、思ってた感じと違いました。

弥山には登らなかったけど、行けばよかったなぁと後悔してます。

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モン・サン・ミシェルとその湾(フランス)メモ*(1979/2007,2018範囲変更)

モン・サン・ミシェル

709 司教オベールの夢に大天使ミカエル(サン・ミシェル)が現れ、陸続きの岩山に聖堂を立てよとのお告げ。→お告げに従うと、津波で孤島に(起源)。

966 ノルマン人修道士によりベネディクト会の修道院創建。

   増改築…ノルマンディー・ロマネスク建築やゴシック様式など中世の様々な様式が混在。

14世紀(百年戦争頃) 対イングランド

           要塞や城壁、塔を築いて抗戦。

16世紀(宗教戦争) 新教徒軍の攻撃を退ける。

18世紀末(フランス革命) 反革命派を収容する監獄としても

2014 景観を回復する工事(満潮時に海に浮かぶ島)完了

   (現在は橋あり〇)

 

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富士山のようにすらっとした形で、美しい景観ですよね。見に行ってみたいなぁ。

発端が天使のお告げっていうのも、面白い。

でも、歴史的には、戦争に巻き込まれて、いろいろ過酷だなぁと思いました。

美しくて目立つがゆえに、ってことでしょうか。

宗教って、みんな仲良く、って教えている気がするのに、戦争の原因になるのがなぁ…。

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